仮面浪人成功者が教える仮面浪人をおすすめしない理由とは?【素直に浪人しましょう】

学習

まずは大学受験をされた方、おつかれさまでした。
今年は、共通テスト第1回目ということで、不安が大きかったのではないでしょうか。

受験が終わった今、進学や浪人、そして仮面浪人という道を選ぶ人もいます。
しかし、実際に経験したからこそ言っておきます。
仮面浪人はおすすめしません!!

仮面浪人しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

 

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仮面浪人をおすすめしない理由

受験勉強に集中できない

現役生や普通の浪人生に比べて、仮面浪人は受験勉強に集中できません
大学の講義やゼミがあるからです。

さすがにいないとは思いますが、もしサークルに手を出そうものなら、
勉強どころではなくなります笑。

サークルに所属していて、仮面浪人を完走した人をわたしは見たことがありません。
大学生活を満喫しつつ、仮面浪人をしたい人は、シンプルにあきらめましょう!

学費や入学費用を自分で捻出すべく、アルバイトをする人も中にはいますよね。
わたしは週2回ほど、夜勤のアルバイトをしていました。
正直、次の日勉強どころではなくなり、模試も何度か寝坊しました。

 

孤独を感じやすい

大学の講義や食堂など、たくさんの人がいるのに、孤独を感じることがあります

みんなは楽しそうに遊んだり、専門分野を勉強しているのに、
自分だけ、大学受験の勉強をしているわけです。

あまり大々的に仮面浪人をしているとは言えません。
場合によっては、ひんしゅくを買う可能性があるからです。

自分だけなにやっているんだろう…

そうやって、思い悩んで、本当に落ち込んだ時期がありました。
そんな時に支えてくれたのは、大切な友人です。
わたしはその友人のおかげで、なんとか孤独に打ち勝つことができました。

 

仮面浪人に成功した場合、お金がかかる

仮面浪人に成功した場合も、お金がかかります。

新しい進学先の授業料と入学金です。
授業料を多く払うことは、留年したと思えばあきらめもつきますが、
安くない入学金を2度も支払うことは、普通あり得ません。

それなら、そこにかかる費用を予備校の費用に回して、
勉強に専念できる環境を作り上げた方が、勉強効率は非常によいです。

 

失敗すると1年間の大学生活が無駄になる

仮面浪人は、気持ちが強くないと成し遂げられません。

途中で挫折する人や失敗する人を何人も見てきました。
その人たちは、交友関係が形成される初めの1年間を、棒にふる羽目になります。

友達を作る機会は、大学生には腐る程ありますが笑、
4年間のうちの1年間を、無にしてしまうのはもったいないとおもいます。

 

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仮面浪人のメリット

それでも家庭環境等で、どうしても浪人できない人もいるはずです。
そういう人のために、仮面浪人のメリットを紹介しておきます。

 

仮面浪人に失敗しても4年で卒業可能

一番のメリットはこれですよね。
でも、正直な話、たかだか数年卒業がおくれても、
今後のキャリアにそこまで大きな差はうまれません

むしろ、最近は大学生うちに起業し、成功する人が増えていきています。
会社ではなく、個の力で稼ぐ環境ができつつあるということです。

それを考えると、これもそこまでメリットにはならないかもしれません。

 

勉強場所が確保しやすい

大学の図書館は最高の勉強場所です。

わたしも仮面浪人時代は、土曜日も図書館にこもって勉強していました。
はっきり言って、大学生が図書館で勉強するのは、
意識高い一部の人とテスト前くらいです。

カフェで勉強したり、家で勉強する人、そもそも勉強しなくても単位が取れる人もいるので、
一概に図書館で勉強しないから意識が低いというわけではありません。

ですが、本当にそれくらい大学生の図書館の利用者は少ないんです。
せっかく設備費なども払っているので、しっかり活用させてもらいましょう。

 

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仮面浪人で成功するための4STEP

それでもどうしても仮面浪人したい!

そんな人のために、仮面浪人に成功したわたしが実践し合格した、
4STEPを紹介します。

合格4STEP🐾
①志望校に対する志望動機を明確にする
②夏休みまでに基礎基本を徹底する
③夏休みに過去問を解く→分析
④問題演習や模試演習で実践力をつける

 

①志望動機を明確にする

仮面浪人をしてまで、どうしてその大学に行きたいんですか?

申し訳ないのですが、ネームバリューだけなら、落ちる可能性が高いので諦めた方が良いです。
〇〇教授の授業が受けたい、この学問を研究できるのはこの大学だけなど、
明確な理由であればあるほど、苦しい時にがんばれます

この点をまずは明確にしてあげましょう。

 

②夏休みまでに基礎基本の徹底

現実問題、「志望校に一歩届かなかった」という現実をまずは受け入れてください。
あなたは不合格だったのです。

それを踏まえた上で、まずは基礎基本を徹底的に詰め直してください。
ここがしっかりと確立されることで、問題傾向が変わったり、
難易度に幅が出たとしても、素直に対応できます。

わたしは、実際、基礎基本を徹底的に勉強しました。
どの問題も解説できるまで、とことん勉強しました。
その結果、過去問を一切解くことなく、
受験したMARCHの大学はすべて合格することができました。
(志望校ももちろんMARCHです)

 

③夏休みに過去問を解き、分析

早慶上智は別として、MARCHであれば、過去問を解かなくても合格は可能です。
わたしが実際にそれで突破したからです。
(わたしの志望校はMARCHでした。)

とはいえ、過去問を解いておくことに越したことはありません!!
毎年、入試直前まで志望校の過去問をみたことがない人がいますが、
逆になにを指標に勉強してきたのか、疑います。

過去問を信じ切る必要はありません、あれはあくまでも過去の産物です。
しかし、過去問を解くことで、その大学のおおよそのレベル感がわかります。

レベル感を把握することで、
夏休み以降の問題演習をどのレベルまでやるべきなのか、
自分がどのレベルに位置しているのかがわかります。

基礎基本をしっかり押さえておけば、ある程度の問題を解くことは可能です。
難問ばかりの悪問大学はそうそうないからです。
だからこそ、夏休みまでの基礎基本の徹底が大事なのです。

 

④問題演習や模試演習で実戦を積む

夏までに積み上げてきた、基礎基本のちからをつかって、問題演習を行いましょう。
難しい知識や知らない知識を覚えることもありますが、
基礎基本をどのように使えば問題が解けるのかを徹底してください。

知らない知識をインプットし、問題演習でアウトプット。
さらに間違えた問題の解き方や基本の使い方をインプット。
こうやって、夏以前と同じように、インプットとアウトプットを繰り返してください。

そして、できれば模試を受験してください。
緊張した状態での問題演習がつめるのは、模試の最大のメリットです。

合格率や偏差値は特に気にしなくてもいいですが、
そこでもらった問題と解説は徹底的に復習してください。

 

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おすすめ勉強法

とはいえ、私も誘惑にはウルトラ弱い人間です。
そこで、実践していたのが、時間割勉強法です。

時間割勉強法
①大学の講義以外の時間を書き出す(月曜日〜土曜日)
②1時間ごとに勉強する科目を書き出す
③1時間のうち30分をインプット、30分アウトプットにする
④日曜日はその週の復習と反省・改善
義務教育を一度でも受けたことがある人は、時間割を知っているはずです。
あの時間割を自分で作って、忠実に再現していきます。
誘惑が多い大学生でも、こうやって自動的に強制力を持たせることで、
学習習慣を身につけることができます。
ポイントは③と④です。
どうしても、インプットやアウトプットに偏りがちです。
しかし、どんな時期でもインプットとアウトプットは、どちらも大切です。
こうやって、同じ科目の中でも、演習の時間をつくることで、定直力をアップさせます。
日曜日は、時間がとれるからこそ、1週間の復習です。
特に、アウトプットで解けなかった問題や覚え切れていない暗記項目をここで確認。
さらに、1週間の反省をすることで、来週以降、より効果的な学習をすることができます。
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仮面浪人の注意点

現在の大学を悪く言わない

たまにいるんですよね…。

「おれはこんなFラン大学、絶対やめてやる!」みたいな投稿をする人。
どういう状況かは知りませんが、自分の学校をバカにするのは、わたしには理解できません。

偏差値が全てはと言いませんが、偏差値はある程度その人の勉強におけるレベルを示しています。
今の実力に見合った大学で学ぶことで、より専門性が磨かれるはずです。

クイズ番組で、天才と呼ばれる人たちが出演していて、
東大や京大の人が、もはや常識の如く回答していますよね?
あの知識が前提で講義が進むとしたら、ついていけますか?

進学先に不満があるのは仕方ありませんが、それを口にするのだけはやめましょう。

 

大学の講義以外はひたすら勉強

これは当然かもしれませんが、大学の講義以外は受験勉強してください。

大学の講義の内容は、大学受験にはほぼ関係ありません。
要は、無駄なことをしているわけです。
一方で、その時間で他の受験生は必死に勉強しているわけですよね?

その差を埋めるためには、その他の時間を徹底的に勉強に費やすほかはありません。

 

入試直前に試験が待ち受けている

一番大切な時期に、大学には単位取得のための試験が待っています。
だからこそ、計画性が非常に大事になってきますし、
だからこそ、仮面浪人はおすすめしていないんです。

入学してから、仮面浪人を考え始めたなら、なにも言わずに休学することをお勧めします。
休学であれば、授業料一部免除や全額免除など、かなり費用を抑えることができます。
費用が浮いた分で、塾や家庭教師を依頼するのも一つの手です。

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塾や家庭教師を利用しなくても、少なくとも大学の授業という不要なものを排除しつつ、
仮面浪人のメリット2つを利用することができます。

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まとめ

仮面浪人経験者からして、仮面浪人はお勧めしません。
本当にツラいし、大変です。

仮面浪人をしてでも、合格したい学校がある!!
そういう強い気持ちがあるのなら、わたしは全力で応援します。

仮面浪人をしている中、休学もできない、お金もない、どうしたらいいのかわからない。
もしそう思ったら、わたしにDMを送ってきてください。

仮面浪人経験者、そして仮面浪人成功者としてアドバイスができます。
また実はこう見えて、高校受験の塾講師を7年間経験していますので、
勉強の相談にのることもできます。

ぜひ一緒にがんばっていきましょう!

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